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メープルシロップ豆知識Vol.04
Vol.04 メープルシロップの栄養と健康

メープルシロップは、おすすめの健康的な調味料

メープルシロップは、ミネラル含有量だけではなく
抗ラジカル性、抗酸化作用に評価が高い天然甘味料です

メープルシロップは健康的か?

メープルシロップ

抗酸化作用のある食べ物をお探しなら、ぜひメープルシロップも加えましょう。

健康と老化について調べると「体の酸化」「活性酸素・フリーラジカル」の言葉に行き当たります。 活性酸素は、ヒトが生きていく上で大事な機能のひとつ。ところが必要より多いと悪影響を及ぼし、 老化症状を促進し、更に生活習慣病の原因になります。

活性酸素は、偏った食事、不健康な生活習慣、心理的要因、紫外線などで過剰に増え、体に悪い影響(酸化ストレス)を与えます。

酸化ストレスを軽減させるためには、適度な有酸素運動とともに、「抗酸化作用」のあるバランスの良い食事が老化予防や生活習慣病に欠かせません。 メープルシロップは、アンチエイジング、老化症状や生活習慣病予防など健康に役立つだけではなく、美味しいことが特長です。

関連サイト: 酸化ストレスとは

メープルシロップの栄養素

メープルシロップの栄養素

メープルシロップは、主成分のスクロース(ショ糖)以外に、250以上の化合物で構成されています。 樹液から得られる天然栄養成分と、煮詰めることで起きるメイラード反応由来の成分で構成されています。

栄養素
栄養素におけるメープルシロップの特徴は、ミネラルをバランス良く多く含まれていることです。 カルシウム、マグネシウム、カリウムが特に豊富で、亜鉛、リン酸、マンガン、ナトリウム、鉄分なども微量ですが含まれています。

たんぱく質を構成するアミノ酸が豊富で、D-アラニンやD-アミノ酸が特に比重が高いことが特徴にあります。 他にビタミンB1、B2が含まれています。

GI値がはちみつより低い
血糖値を上昇させる値のGI値について、メープルシロップは73、はちみつは88、上白糖は109と、メープルシロップは他の甘味料に比べてGI値が低い甘味料です。

メープルシロップの健康効果

メープルシロップのゲノム研究がなされ、多くのことが発見されています。ぜひ、情報のアップデートをしましょう。

ポリフェノール
ポリフェノールはメープルシロップの成分の中でも、健康上もっとも注目する成分です。 100種以上のポリフェノールが検出され、特にメープルシロップの独自のポリフェノールが発見されました。 ポリフェノールには、免疫力や健康維持のための物質があることが知られています。 多種類の抗酸化物質が見つかったことで健康を促進する効果がメープルシロップにある可能性が高まっています。

効果として期待
メープルシロップは、抗増殖、抗ラジカル、抗菌、抗変異原性、そして抗酸化作用を発揮することが研究で発見されています。 そのことから、肝臓保護効果、抗神経炎症作用がアルツハイマー病に対して発現、老化の予防、生活習慣病の予防にメープルシロップが期待されています。

また、メープルシロップに糖分吸収の阻害成分があることが山本氏によって発見されています。血糖値上昇抑制効果や肥満に効果がある可能性もあります。 また、スポーツ中の水分補給にメープルシロップ使用することで、持久力を要求される運動に効果があることも発見されています。

関連サイト: メープルシロップ論文を図解してみた 市販のスポーツドリンクに匹敵 メープルシロップの化学分析(英語)

その他

過剰摂取は駄目!
メープルシロップの健康に対する期待値は高いとは言え、糖分であることに変わりは無く、過剰摂取は肥満や酸化ストレスに繋がります。毎日ヨーグルトや料理に少量使用する低度がおすすめです。

メープルシロップ尿症
その名前から関連が疑われますが、尿の独特な甘いにおいが病名の由来で、メープルシロップ尿症にメープルシロップは関係はありません。

メープルシロップと赤ちゃん
栄養価の高いメープルシロップ。はちみつと別物なので、赤ちゃんに与えても大丈夫です。しかし、乳幼児は甘いものが好きなため、過剰の摂取は要注意です。風味付けくらいで良いと思います。無糖食品の味覚を発達させる十分な期間を持ちましょう。


次回は、
メープルシロップの農家について!

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